フィクションです

クリスマス

 

「寒いからこれ巻きな」ってわたしの首にぐるぐるストールを巻いてくれたあなたの仕草がすごく温かくて、好きだなあって思った

本当に好きだったのにあっけないことで全部が終わってしまった

いつもわたしの恋愛は好きになればなるほど大切にしたいと思えば思うほど上手くいかなくなる

もうどうしようもない

本当にもう全部どうしようもないことばっかりなんだ