フィクションです

一生のお願い

 

そういえば、かわいいとか好きとか言ってくれなくなったねとシラフの状態で気がついた

お気に入りフォルダにいれるくらいあなたの顔がわたしは好きだけど、そっちはどうかな

「愛情表現はちゃんとするほうです!!!」

ビックリマークがたくさんついてたあの頃のLINEが懐かしい

気がついた瞬間全部がどうでもよくなって、丁寧に築いたこの関係をぶち壊す その瞬間が1番気持ちいいんだ

 

さようなら また明日

手に握っていた大切なあなたからの手紙はもうぐしゃぐしゃで汗で滲んで読めなくなっていた