フィクションです

LADY BABY BLUE

 

ふたりはプリキュアを観て育ったわたしは、2人組の女の子を見ると不可抗力で胸がときめく。

好きだった2人組のアイドル、みんな解散してしまった。思春期特有の羨望をそこに捧げたわたしの青春。何もかも絶対に戻らない。戻らないことに縋っても意味はないことはわかっている。わかっているが、誰にも押しつけないから懐古厨でいることを許してほしい。

アイドルって10代の若いときにする子がほとんどで、特に2人組になるとビジネスよりも友情感が強い。だから1度すれ違いが起きてしまうと、それはもうほとんど修復不可。

 

中学生の頃、1番仲良くしていた子。毎日一緒にいて、きっとずっと仲良くいられるんだって信じてたけど、最後は喧嘩して泣きながら言い合いをして、そのまま卒業まで口を聞くことはなかった。

今さら仲直りしたいとかは思わないけど、ふとあのとき喧嘩しなかったら今も仲良くいれたのかな?とか、そういうことは少しだけ思う。

あのときほどの強い繋がりを持てる友達はもう絶対にできない。だから大事にしておけばよかった。

 

解散してしまったアイドルも、きっと友情の延長線上に芸能活動があって、わたしたちはそれを見させてもらっていただけに過ぎない。10代特有の強さと脆さ。唯一無二の友情。誰にも干渉できない絶対領域

 

お互いがお互い、今いる場所で幸せでいてくれたらそれでいいよ。

ただ今も少しだけ胸の中にあるしこりは、どうにもできないから過去の動画を観て泣いている。